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KURAKUのお悩み相談室Vol.19~浴衣のお手入れ編~
もうすぐ夏ですね。
お祭り、花火大会の季節。
そんな時こそ浴衣ですよね
でも久しぶりに浴衣を出したらしわくちゃ!
なんてこともありますよね
ちょっとしたシワなら
・霧吹きでシワの部分を濡らし、手でシワを伸ばしながら本畳みにします
・本畳みの状態のままシーツや風呂敷など目の細かい布で包み、
上に座布団や布団など置いて重しにします。
本畳みはこちら☟
・10分くらい経ったら、着物用ハンガーにかけて干せば、軽いシワなら取れますよ
応急処置ができなくて浴衣をあきらめてしまうそこの貴方!!
応急処置いらずの浴衣のお手入れをすれば
来年もキレイな状態で浴衣が着れますよ(^O^)/
浴衣を脱いだらどうすればいいの?
・浴衣も帯も、まずはハンガー(着物用ハンガーが理想的)に掛けて一晩つるしておきましょう。
できるだけ風通しの良い場所に干しておけば、ある程度の湿気やシワがとれます。
・下着や補正用のタオルはかなり汗を吸っているので、必ず洗濯します。
ネットに入れれば洗濯機でふつうに洗濯できます。
【 今シーズン、まだ着る場合 】
汚れやシミがないかを確認し、まだ洗濯しなくて大丈夫なら再び着用できます。
【今シーズンもう着ない場合】
浴衣はものすごい高級品とか、かわった素材でなければ家で洗っても大丈夫です。
帯は素材が絹などデリケートだったり、型崩れが心配なので、家庭で洗濯は難しいです。
汚れが気になるときは、水で濡らして固くしぼったタオルでたたいておきましょう。
そして陰干しして、よく乾かしてからしまいます
家で洗う場合は、洗濯表示をチェック✓
なるべく手洗いするのをオススメします!!
【浴衣を洗う】
まず、浴衣が入る大きなたらいやバケツ、洗面器を用意しましょう。
洗剤は、基本的に中性洗剤を使用します。オシャレ着用洗剤がいいですね。
一般的な洗濯用洗剤(アタックとかアリエールとか)は、
アルカリ性で洗浄力が高過ぎて、色落ちしやすくなりますので使えません。
そして必ず水で洗います。お湯だと縮みますのでご注意を。
水量が少ないと色移りしやすくなりますので、たっぷりの水量で、一着ずつ洗います。
①洗面台や洗面器に水を張ります。少量のおしゃれ着用洗剤を入れます。
②きちんとたたんだ浴衣を①につけ、約30分つけます。
③全体を押し洗いします。
④衿や袖口など汚れやすい所や、シミなど汚れ部分は直接洗剤を付け、揉み洗いします。
(強く揉みすぎるとゆかたが痛みます。取れない場合はクリーニングに出しましょう。)
⑤水を取り替え、しっかりすすぎます。
⑥浴衣はきちんと畳んだまま洗濯ネットに入れ、洗濯機で1分弱脱水します。
⑦和装ハンガーに掛け、手でシワを伸ばし乾かします。脱水する前に糊付けしますと、
乾いた時にパリッとしてシワになりにくいです。
乾いたら
本畳みをして、風呂敷やたとう紙に包んで収納すると
シワになりにくく、来年もキレイな状態で浴衣が着れますよ
ちょっと一手間ですが、長くキレイに着るために
シーズン終わりには頑張って洗ってみましょう
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