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先日読んだ本

こんにちは

羽根木店アシスタントの藤田ですpig

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先日のブログにも書きましたが、

お正月に久しぶりに本を一冊読み切りました!!

なかなか達成感があります!!

2021年は個人的にたくさん本を読みたいなと思っています。



ということで、今回読んだ本の紹介をしたいと思います




東野圭吾さんの人魚の眠る家


映画化もされていました!!




あらすじ↓

夫の浮気で別居状態にあった和昌と薫子の夫婦は、
娘の瑞穂の有名私立小学校の受験が終わったら離婚するつもりでいた。

円満な関係をアピールするため、面接試験の予行演習を待っていたある日、

薫子の母や妹たちとプールに行った瑞穂がプールの排水溝の網に指を突っ込んで抜けずに溺れてしまう。

和昌と薫子は病院に駆けつけるが、
集中治療室に運ばれた娘が脳死状態であることを告げられ医師から厳しい選択を迫られてしまう。

もう二度と目を覚まさない瑞穂の臓器を提供するかどうか。
他人を思いやれる心優しい我が子を思い2人は一度は臓器提供を決断するが、
最期の日、瑞穂の手がかすかに動くのを薫子は目撃してしまう。

薫子は判断を覆し臓器提供を拒み、そこから心臓は動き続けるが眠り続ける瑞穂を家族の協力のもと介護しつづける。

和昌はIT系機器メーカーのハリマテクスを経営しており、
人工呼吸器を外し人工知能呼吸コントロールシステムを装着する手術を瑞穂に受けさせる(横隔膜ペースメーカー(人工補助呼吸器)は1980年代から存在[3]し、症例が重ねられている)。
さらに社員の協力で瑞穂の筋肉に電気信号を流し手足が動かせるようになり筋肉量も維持していく。

そこから瑞穂の体調は良くなり、普通の子がただ眠っているような姿のまま成長していくが、
脳死したはずの瑞穂が動くことに気持ち悪がる人間もおり、その偏見の目は瑞穂の弟・生人にまで及ぶ。

家族は薫子を思い今まで違和感を口に出せずにいたが、瑞穂の死を受け入れなければならないと考えるようになる。
そして瑞穂の体調も急激に悪化し始める。


この本を読んでみて、一番考えさせられたのは臓器移植についてです。

車の運転免許証にも臓器移植の意思表示をする欄があったりもしますが

あまり気にしたことはなかったですが、そういうところに自分の意思を表示しておくことも必要だな。。。と

そして、臓器移植に対していろいろな意見があるなということも感じました。

脳死しているなら臓器移植したほうがいいと考える人もいるかもしれないし、

家族からしたら脳死してても生きている命を終わらせたくないと思うと思います。

普段考えないことを考えるきっかけになる作品でした。


離婚寸前の夫婦がもう一度ちゃんと夫婦になったり、

普段は家族に興味がない父が子供の為に必死になる姿が描かれた作品でした。


小説は読むタイミングによって違うことを考えさせられたり、違う風景が浮かんだりするので、面白いです。

また違うタイミングで読みたいと思います。

 



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