去年のクリスマスくらいに
美容師経営仲間のMさんからプレゼントしていただいた
「水滸伝」19巻セット

「これは経営の勉強にもつながるから」と言われました。

中国の歴史小説が経営？
19巻読むのにどんだけかかるだろう？

と思って一冊読み始めたら止まりませんでした。
気づくと1ヶ月かからずに読み切ってましたねー。

感情がやばい！
WOWです。

内容は簡単に説明すると

12世紀の中国の暴政の為に国は乱れ、民が困窮している時代に、
　その腐敗した政府を倒そうとして立ち上がった『梁山泊』と、
体制を維持しようとする『官軍』との闘いの中から、
１０８人の英傑の生き様、死に様を描いた物語です。

まぁこの108人の登場人物の魅力がやばい。

矛の名手、騎馬体長、暗殺部隊、元塾の先生、馬の医者、食堂屋、和尚、運び屋、商人、元将軍、
盗人、船乗り、武術師範、虎殺し、兵器開発、政治家、馬泥棒などなど

敵や味方問わず、多種多様な魅力ある人達ばかり。

こういう人々が数奇な運命をたどって、梁山泊という天然の要塞に集まり、悪大臣たちを追放して、国を替えようと立ち上がります。

その集まるまでの運命的な出会いや、悪人たちを問答無用でぶん殴るというようなところが、痛快で大変面白いです。

また英傑とはいってもそれぞれ心の中に傷（闇）があり、
その為の「弱さ」を持った人達が描かれ、
強いだけでは魅力が感じられない、強いだけの人間はいないと思える。
　だから登場人物が死ぬ場面では、
「もう死んでしまうのか、惜しい」というような思いで読みました。

この辺りがサロン経営にも繋がる部分であるのだろう。
梁山泊郡には理念とビジョンが明確にあり、その元に人々が集まった。

強い中の弱さ
弱さの中にある強さに感情を揺さぶられました。

興味ある人は貸し出しますので声かけてください！





「クセ毛の救世主」　
KURAKU　代表　藤島　裕幸





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